夏休みプール開放に向けて準備が整いました。
今年のプール開放校は74校となりました。昨年度68校、一昨年度56校から徐々に増えてまいりました。新しいしくみでのプール開放が軌道に乗ってきたようです。
6月末日が締め切りの計画書等資料も無事、市教委健康教育課へお届けし、今のところ特に不備は指摘されておりません。
また、保護者監視員は必ず受講すべき心肺蘇生法講習会と、危機管理研修会もこのほど無事終了しました。いよいよ来週からプール開放が始まります。
心肺蘇生法講習会は、2年間の有効期間がありますが、その分危機意識が低下しないよう、危機管理研修会は監視にあたるすべての保護者が毎年受講し危機意識を高めることになっています。74校では、1校平均約105人、74校で合計7800人の保護者の方々が自校で受講され、さらには6/7~7/11まで10回実施の区P主催講習会にも約500人の受講、総計8300人の方々が実際に胸部圧迫やAEDの操作を直接されたことになります。
また、7/11~7/17に計8回実施の市教委主催の危機管理研フォロー研にも約350人の参加があり、いずれも真剣に受講されていました。
このように、熊本市内の保護者いわば本市を動かす壮年の方々のうち1万人程度が、実際に緊急事態が起きたときに動けるスキルをお持ちであり、しかも、毎年その方々が増えているということは、単にプール開放にとどまらず、あらゆる場所での人命救助につながることだと考えられます。これは実に素晴らしいことではないでしょうか。
一方、専属監視員の方々の資格取得講習会も3回実施され、総勢約150人の専属監視員さん方は4時間の講習を熱心・真剣に受講されました。
なお、自校以外で受講された方々のお名前は、受付名簿を事務局に保管しておりますので、ご確認の必要な時はお知らせください。(過年度分も含む)
3年目を迎えるプール開放事業が、今後も引き続き危機意識を保ちつつ、受け継がれていきますことを願っております。
夏休みのプールから、子どもたちの楽しい声が聞こえてくるようです。