ごあいさつ

            熊本市PTA協議会
会長 濱石 浩二

日頃より熊本市PTA協議会へ、ご理解とご協力を賜り誠にありがとうございます。今年度も引き続き当協議会の会長を務めます、西区花園小学校の濱石浩二と申します。どうぞよろしくお願い申し上げます。

多くの会員の皆さまを始め、ご来賓の方々をお迎えし、令和6年度の定期総会を開催できましたことを深く感謝申し上げます。
1月に発生した能登半島地震により被災された方々につきましては、心よりお見舞い申し上げます。また、この地震に対し義援金をくださった熊本市の各単位PTAの皆様には、この場をお借りして御礼申し上げます。日本PTA全国協議会を通して、無事にお届けすることができました。

さて、PTAという組織は、保護者と教職員で構成されています。保護者と教職員は、立場は違えども目的を共有することで、PTAとしての目的達成に向けて進めていけると思います。また保護者・先生・地域の方々と多くの交流を行うことにより、気づきや学びも生まれてきます。このような交流を行う場の一つがPTA活動ではないでしょうか。最初は慣れ親しむことができなくても、活動という行動が会話を増やし、相談し、励まし、時には慰め、共に喜び合うことで、子育てに必要な知識や技術を学んでいくことができます。

しかし、一部では、PTA自体の不要論やPTA離れが囁かれるようになりました。いろいろと変化し続ける現状に対し、私たちが学び続けることで、子どもたちにお手本を見せることになるのではないでしょうか。PTAの必然性や重要性を鑑みながら、新たな時代のあるべき姿を探求していくことが望まれます。PTAは、子どもを軸に保護者と教職員が同じ方向を向き、学校を核として地域を巻き込み、そこに暮らす様々な人ともつながり、同じ思いで歩んできたからこそ長い歴史が刻まれているのだと思います。

まずは、保護者ひとりひとりが、何のためのPTA活動なのかを考え、子育てを通じて学ぶことを楽しみながら、持続可能なPTA活動を進めてまいりましょう。

熊本市PTA協議会も様々な活動を推進してまいります。時には問題にぶつかり、我々役員だけでは解決できないこともあるかもしれません。その時は皆様の温かいご支援・ご協力をいただけますようお願いいたします。

最後に、各単位PTAのますますの発展とすべての子どもたちの健やかな成長を切に願い、皆様のご活躍とご多幸を祈念申し上げ挨拶とさせていただきます。本年度もどうぞよろしくお願いします。

〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇令和6年5月25日
熊本市PTA協議会定期総会